こんにちは、こつこつbです。
今回は起業する際にとても重要になってくるビジネスモデルについてお伝えします。
ビジネスモデルとは?
ビジネスモデルとは、
・事業を継続して行うこと
ビジネスモデル4つの構成要素
2.What(顧客にどのような価値を提供するか)
3.How(どのようにその価値を提供するか)
4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)
1.Who(顧客は誰か)
Who(顧客は誰か)とは、事業で価値を提供する相手は誰なのかということです。
法人なのか個人なのか、年齢や性別、地域など出来るだけ具体的に分析しましょう。
そして、メインターゲットとなる顧客像を明確にしてください。
2.What(顧客にどのような価値を提供するか)
メインターゲットとなる顧客像を明確にしたら、自社サービスとして顧客にどのような価値を提供するかを考えましょう。
圧倒的な優位性を持った価値でもいいですし、複数の価値を足し合わせるのも有効です。
例えば、
でもいいですし、
「ゆったりとした空間で用意されている本を読みながら普通のコーヒーを飲める喫茶店」
3.How(どのようにその価値を提供するか)
顧客に対して、どのように自社の価値を提供するかということです。
例えば、おいしいコーヒーを提供するのに、
・移動販売車を使う
・缶コーヒーにする
などやり方は様々です。
さらに、「店舗を構える」場合はどのような店舗にするのかという部分を深堀していく必要があります。
顧客が価値をしっかりと感じられる仕組みを作り上げましょう。
4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)
顧客に価値を提供できたとしても、その事業が利益を生み出さなければ事業として成り立ちません。
ビジネスモデルは、事業で利益を出すことと事業を継続する仕組みを作ることが重要でした。
・どのように利益を大きくしていくか
・利益をどのように継続したものにするか
主なビジネスモデル9パターン
業種別の主なビジネスモデルをご紹介するので参考にしてください。
例:トヨタ、ホンダなど自動車メーカーや農家など第一次産業
2.小売りモデル
例:食料品店や衣料品店、デパート、電気店など
3.広告モデル
例:新聞や雑誌、チラシ、テレビ局、Webメディア、SNSなど多くの媒体
4.従量課金型モデル
例:電気、水道、ガス会社、タクシーなど
5.サブスクリプションモデル
例:AmazonプライムやNetflix、Huluなど
6.レンタルモデル
例:レンタルサービス業、家電レンタル、キャンプ用品レンタルなど
7.フリーミアムモデル
例:新聞のオンライン記事、クックパッド、写真ACなど
8.ライセンスモデル
例:ハローキティなどのサンリオのライセンスなど
9.マッチングモデル
例:マッチングアプリ、就職・転職サイトなど
1.物販モデル
例:トヨタ、ホンダなど自動車メーカーや農家など第一次産業
物販モデルとしては、モノを作って販売し、収益を得る事業が挙げられます。
トヨタ、ホンダなどの自動車産業の他、商品を作って売る事業が該当します。
また、農家なども米や野菜、果物などを栽培してそれを販売する物販になります。
作ったものを販売し、その対価を得て利益にするのが物販です。
2.小売りモデル
例:食料品店や衣料品店、デパート、電気店など
小売りモデルは、商品を仕入れてそれを売ることで利益を得る事業となります。
商品自体を作らない、開発しない点が物販モデルとは違う点です。
小売り事業は参入はしやすいです。
しかし、既に競合店も多いため、利益を得るのは難しい事業でもあるでしょう。
特別な仕入れルートを確保するなどが必要です。
3.広告モデル
例:新聞や雑誌、チラシ、テレビ局、Webメディア、SNSなど多くの媒体
広告モデルは、多くの人に広告宣伝をすることで依頼主から収益を上げる事業です。
最近では、GoogleおよびFacebook などWebメディアやSNSなどの新しい媒体による事業が盛んになってきています。
メディアやSNSなどの媒体自体が人気となることで広告収入も増えていきます。
4.従量課金型モデル
例:電気、水道、ガス会社、タクシーなど
従量課金型モデルは、顧客が使用したサービスの量に応じて対価を得る事業です。
顧客に多く使ってもらうことによって利益が生まれます。
できるだけいいサービスを提供して、顧客に利用してもらうように努める必要があります。
5.サブスクリプションモデル
例:AmazonプライムやNetflix、Huluなど
サブスクリプションモデルとは、サービスを契約してもらい、提供したサービスを月額料金として受け取ることで収益を得る事業です。
AmazonプライムやNetflix、Huluなどが多くの顧客に受け入れられ、最近特に増えてきた事業です。
多様なニーズに応えるよう多くのサブスクリプションモデルが登場しています。
特徴としては、
サービス契約以降は、「解約されない限り」利益を継続的に受け取ることが出来るため安定した収入が得られるのが特徴です。
6.レンタルモデル
例:レンタルサービス業、家電レンタル、キャンプ用品レンタルなど
レンタルモデルは、モノを貸し出し、その貸し出し期間のレンタル料金で利益を上げる事業です。
ただ、CDやビデオ、ゲームなどのレンタル事業は、電子コミックやオンラインゲームの普及により最近では需要が減少しています。
一方で、家電レンタルやアウトドアキャンプ用品レンタルなどの事業などが人気となってきています。
7.フリーミアムモデル
例:新聞のオンライン記事、クックパッド、写真ACなど
フリーミアムモデルとは、フリーとプレミアムを合わせた言葉です。
フリー(無料)で最初に顧客に使用してもらい、そこから次の有料ビジネスへと展開していく事業です。
顧客はフリープランでは利用できることが限られているために、さらに読んだり見たくなったりします。
「もっとサービスを使いたいならば、有料プランへどうぞ」といかに上手く誘導出来るかが鍵となります。
最近ではこのビジネスモデルの企業も増えています。
8.ライセンスモデル
例:ハローキティなどのサンリオのライセンスなど
ライセンスモデルは、著作権や特許権などのライセンスを二次利用してもらうことで、そのライセンスの権利を販売して収益を得る事業です。
例えば、
ハローキティなどのキャラクターをいろいろな商品に利用してもらうことでライセンス料をもらいます。
また、動画やメディアで写真やイラストなどが使われることでもライセンス料を受け取ることが可能です。
9.マッチングモデル
例:マッチングアプリ、就職・転職サイトなど
マッチングモデルは、顧客のニーズとそのニーズを満たすものをマッチングさせて、手数料や仲介料をもらい利益を得る事業です。
恋愛や就職・転職サイトなどでも相互のマッチングを目指しており、近年は特に人気となっています。
最近では、その人気ぶりから多様なスタイルが増えてきているビジネスモデルと言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ビジネスモデルとは何か」から、主なビジネスモデルのパターンなどをご紹介しました。
これからもビジネスモデルを考える際には、
2.What(顧客にどのような価値を提供するか)
3.How(どのようにその価値を提供するか)
4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)
・事業を継続して行うこと
こんにちは、こつこつbです。 今回は、個人事業主と法人の違いを簡単に説明します。 猫男爵 改めて違いは何かと聞かれるとすぐ思いつかないものだにゃ~ リッキー 私はわかりますよ […]