【まじめな投資家編】損する行動まとめてみました。元証券マンの本音

【まじめな投資家へ】損する行動まとめてみました。元証券マンの本音

こんにちは、こつこつbです。

猫男爵
この記事は、「株式投資について猛勉強中だという方」、もしくは「投資歴は長いけどトータルであまり利益が出ていないなぁという方」向けの記事だにゃ!
リッキー
読んだら何かいいことありますか?
猫男爵
今後の株式投資で大損する可能性を抑えられるにゃ!損が減れば利益は自然と増えていくはずにゃ!

私が証券マンとして働いていた頃の経験、そして金融アドバイザーとして初心者の方や、なかなか利益が出せていない方に投資講義をする中で明確になった問題点をお伝えします。
(※一通り実際に試していますが、ご自身で試していただいてもいいと思います。)

まじめな投資家の特徴

・ネット検索や書籍で自発的に学ぶ。
・四季報やレポートを読める程度には相場に詳しい。
・情報を基に構築した自分なりの考えがある。
・バフェットさんを参考にしている人が多い。

私がアドバイスした際、まじめな投資家の方は変化がよくわかります。

どこをどのように変えたのかニュアンスではなく、言語化してくださる方が多いからです。

どのように試行錯誤したか過程を明確に説明するのは、自分の取引を客観視するためにもとても有益です。

まじめな投資家が損するパターン

・下落中の小幅な反発で買う。
・利益になると小さな変動に敏感になりすぎる。
・自分の考えが正しいと思い込む。
・冷静にナンピン買いをする。
・次に行く踏ん切りが遅い。
・見守る。
・買うタイミングが微妙に違う。
・売るタイミングを逃す。

それでは解説していきます。

下落中の小幅な反発で買う

割安か、割安でないかを参考指標にしがちです。

割安銘柄の中で少し反発しているものを買う印象があります。

上手く上昇に乗っかることもありますが、下落中の小幅反発はその後も大体下落します。

やめておいた方が無難です。

基本は順張りです。

少し利益になると小さな変動に敏感になりすぎる

買ってから少しマイナスになっている間は特に動揺をしません。

多少下がることもあるとどっしり構えています。

しかし、少しプラスになるともう売った方がいいのではないかとそわそわしています。

そして少しのプラスで利益確定をします。

「私はこつこつ増やすタイプ、大勝ちする必要はない」と自分に言い聞かせています。

利益確定は大切ですが、利益はのばす努力もしましょう。

自分の考えが正しいと思い込む

まじめな投資家は銘柄をしっかりとリサーチします。

そのリサーチの結果、買いだと判断したら実際に購入します。

購入後に2%、7%、10%と下落していってもなぜ下がるんだ、株価がおかしいぞと考えています。

自分の考えが間違えていたとは思っていません。

正しいのは常に株価とチャートです。自分ではありません。

冷静にナンピン買いをする

ほとんどが10%下がったあたりでナンピン買いをします。

こんなに安くこの株が買えるなんてラッキーだと思っています。

実際に株価が上昇すればいいのですが、下落しているときは下落することが多いです。

見守る

購入したあとに、ナンピン買いまでした銘柄を損のまま売却することが出来ません。

自分の考えによると上がるはずだと、希望的観測を捨てきれない状態が続きます。

次に行く踏ん切りが遅い

損失が20%をこえたあたりでようやく売却した方がいいかもしれないと考え始めます。

そこで少しでも損失を小さくしたいと考え、次に上昇したら売ろうと決意します。

しかし、実際に上昇し始めるとやっぱり自分の考えが正しくてここから急上昇するのでは?という希望的観測を持ちます。

結局小幅な上昇での売却も逃し、下落したところで売却します。

売る時は適切なタイミングで素早く売ってください。

買うタイミングが微妙に違う

買うと決めていると聞いていた価格からだいぶ上昇してから購入していることが多いです。

用心深さが裏目に出ています。

買う時はしっかり決断しましょう。

売るタイミングを逃す

自分の考えが頭の片隅にあるので、そのイメージを追いかけて損切りや利確の際に、希望を持ってしまうことがあります。

現実を見ましょう。

想定と異なる動きをしている段階でその考えはもう間違えています。

 

まとめ

いかがでしたか。

私も以前に自分の考えが正しいと思ってしまった時期がありました。

何度か連続で自分の想定した通りの値動きをすると、全ての値動きが読める気がします。

しかし、そんな時には落とし穴があるので要注意です。

正しいのは常にチャートの値動きであり、自分ではないことを忘れないでください。

そして適切な損切りを実行し、利益をのばしてください。

売却した途端に上がり始めることもありますが、その場合は割り切るか再度買えばいいだけです。

まじめな投資家はこつこつ勝てて勝率も悪くないのに1回や2回の負けで利益を吹き飛ばすことがあります。

もったいないことはやめましょう。

最後に念のためもう一度。

やらない方がいいリスト

・下落中の小幅な反発で買う。
・利益になると小さな変動に敏感になりすぎる。
・自分の考えが正しいと思い込む。
・冷静にナンピン買いをする。
・次に行く踏ん切りが遅い。
・見守る。
・買うタイミングが微妙に違う。
・売るタイミングを逃す。
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ありがとうございました。