こんにちは、こつこつbです。
投資を始めた人の中には、「アンティークコイン投資」に興味を持っている人もいるでしょう。
アンティークコインは株や投資信託とは異なる投資対象なので、どのように投資すればいいかよくわからないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
アンティークコイン投資がおすすめされている理由や取引をする上での注意点、取引の始め方などを中心に解説していきます。
それではどうぞ!
アンティークコインとは
アンティークコインとは、
主に古代から中世時代に生まれた100年以上前の古い外国のコインのことをいいます。
とはいえ、「中世」とひと言でいっても国によって異なるため、具体的な年代は決められていません。
そこで現在においては、100年以上前の古いコインのことを「アンティークコイン」と呼ぶことが多いようです。
アンティークコインは、歴史的に貴重なものであるうえに美しいデザインが施されていることもあり、世界中に多くのコレクターがいます。
また、材料に金や銀などの貴金属が用いられていることが多いため、高額で買い取りをしてもらえる可能性がある点も魅力のひとつです。
また最近は、投資対象としても注目を浴びています。
アンティークコイン投資とは?
アンティークコインを投資対象とする取引を「アンティークコイン投資」といいます。
アンティークコインは昔から愛好家の間で取引されていました。
しかし近年では、
投資対象として、一般の投資家からも関心が高まっており、アンティークコインに興味を持つ方が増えたことで、取引が活発化しています。
そこで今回は、なぜ今アンティークコイン投資がおすすめされているのかその理由や取引の注意点についてご紹介していきます。
アンティークコイン投資がおすすめな理由とは
アンティークコイン投資がおすすめされる理由として、主に次の3つが挙げられます。
1.希少性があり需要と共有のバランスがわかりやすい
アンティークコインはそもそも発行枚数に限りがあるため、需要が高まれば価格が上昇することが期待できます。
たとえ需要が下降しても発行枚数が少ないため、大きな値崩れを起こす心配が少ないというメリットがあります。
また、発行枚数が明確だということは、需要と供給のバランスもわかりやすいという特徴があります。
さらに、投資目的ではなくコインを収集している人も多くいるため、基本的に高い需要のある安定した投資先だといえます。
2.管理費用が少ないので長期間保有しやすい
アンティークとして収集対象となっているものとして、コインの他にも車や時計、骨董遺品などもありますが、それらはメンテナンス費用など維持費がかかり、盗難や破損リスクも高い傾向があります。
しかし、アンティークコインは極端に悪い環境で放置しない限り特別なメンテナンスを必要とせず、自宅の金庫や貸金庫で長期間保有することが可能です。
また、災害時など万が一の際にも、携行品として運びやすいという特徴もあります。
3.世界規模のマーケットがある
アンティークコインは世界規模の市場があるため、常にどこかの国の市場で取引が行われています。
国の内外を問わず取引ができるので、取引チャンスを得やすいです。
アンティークコイン投資の注意点
アンティークコイン投資にはさまざまなメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。
1.相場よりも高値で購入してしまうことがある
アンティークコインを購入する方法はいくつかありますが、中には相場よりも高値で販売しているところもあるため、相場を知らずに取引すると損してしまう可能性があります。
アンティークコインを購入する際は、信頼できる取扱業者から購入することが大切です。
2.詐欺被害に遭う可能性がある
アンティークコインを取り扱っている業者の中には、偽物のアンティークコインを販売しているところもあるため注意が必要です。
オークションサイトなどで購入する場合、販売者も偽物だと気が付かないことがありますが、悪質な業者は偽物とわかったうえで販売していることも。
初心者はコインの見分け方なども不慣れなため、だまされることがあるので注意しましょう。
アンティークコイン投資の始め方
では実際に、アンティークコイン投資の始め方について見ていきましょう。
始め方は2種類!
アンティークコイン投資を始めるには、主に次の2つの方法があります。
or
・オークションで落札する
コイン取扱業者から購入するかオークションで落札するかのどちらかの方法になりますが、おすすめなのはコイン取扱業者から購入する方法です。
というのも、アンティークコイン初心者の場合、オークションに出品されているコインの真贋や相場の判断が非常に難しいためです。
その結果、偽物を購入してしまったり相場よりも高い価格で購入してしまったりする可能性があります。
信頼できるコイン取扱業者を探し、そこから購入することで失敗を防げる可能性が高くなるでしょう。
アンティークコイン取扱業者の選び方
では、どのようにして信頼できるコイン取扱業者を見つければよいのでしょうか。見極めのポイントを見ていきましょう。
コイン販売価格の基準がわかりやすい
コインの販売価格が初心者にもわかりやすく設定されているほか、最新の正確な資料を元に設定をしていることも大切です。
コインに対する保証がある
購入したコインが偽物だった場合、無期限の買戻し保証がついていると安心です。
販売から買い取りまで対応している
アンティークコイン投資では、コインを購入して売却することで利益を得ることが目的なので、販売から買い取りまで対応可能な業者の方がスムーズに取引できるでしょう。
おすすめの参考サイトと書籍
とてもノリが軽く怪しげですが、発信されている情報は非常にわかりやすいです。
情報の真偽等は判断しかねますので、その点はご了承ください。
アンティークコイン投資初心者の方にもわかりやすくコインの基礎知識や魅力を伝えている本です。
株や不動産を保有している方はいらっしゃいますが、コインを保有されている方はまだまだ少ないはずです。
数ある資産形成、資産保全の選択肢の一つとして参考にしてください。
教養として知っているだけでもとても面白い内容です。
「共同保有」なら少額でもOK
アンティークコイン投資をしたいけれど、まとまった資金が用意できずに悩んでいる人もいるでしょう。
そのような場合は、アンティークコインの「共同保有」を検討してみてはいかがでしょうか。
一般的に、ひとつのアンティークコインのオーナーはひとりですが、希少性の高い高額なアンティークコインを複数人で保有することで、ひとりあたりの資金を少額にすることが可能になります。たとえば、日本ではもちろん世界で初のアンティークコイン共同保有サービス「FANTAION」なら、ひとりにつき1万円から保有可能。会員はアンティークコインの売買や鑑賞、管理といった優待を受けられます。興味のある人は公式サイトをチェックしてみましょう。
——参考:FANTAION
世界的に日本の古銭も注目されている
アンティークコインというと、西洋の美しい彫刻が施されたものをイメージしがちですが、日本にも世界的に注目されているコイン、いわゆる「古銭」があります。
代表的なものをいくつか紹介していきましょう。
穴銭(あなせん)
四角や丸い穴があいている貨幣で、代表的なものに「和同開珎」などがあります。
古紙幣(こしへい)
現在はお金としての価値がなくなってしまった紙幣のことをいい、江戸時代に流通した「藩札」などが該当します。
なお、旧千円札のようにまだお金の価値があり利用できるものは「旧紙幣」といいます。
大判・小判(おおばん・こばん)
大判は大型の長円形の金貨、小判は小型の長円形の金貨のことをいいます。
小判1枚で一両の価値があり、大判は小判10枚分の価値(十両)があります。
まとめ
アンティークコインは、コレクションとして収集されることもありますが、最近は投資対象として注目を浴びています。
ただし、株式など他の投資対象とは取引方法が異なりますので、アンティークコイン投資についてよく理解してから取引を始めることをおすすめします。
有価証券とはまた別で、実物資産としてアンティークコイン投資を是非検討してみてください。
こちらもう一度参考書籍を貼っておきます。
今回は以上です。
ありがとうございました。