こんにちは、こつこつbです。
今回は、投資信託についてお伝えしていきます。
「そもそも投資信託って何?」
「株と投資信託は何が違うんだろう?どんなリスクがある?」
このような疑問にお答えするにゃ!
投資信託の概要を理解することであなたの投資の幅が大きく広がります。
是非参考にしてください。
それではどうぞ!
投資信託とは?
投資信託とは、
不特定多数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめたものを、運用の専門家であるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用する商品のことをいい、運用の結果得られた利益を投資家それぞれに投資額に応じて還元するという仕組みの金融商品です。
集めたお金をどの対象に投資するかは、投資信託ごとの運用方針に基づいて専門家が判断するため、運用をお任せ出来て投資に自信のない人でも安心です。
投資信託の運用は、投資先のさまざまな要因によって変動します。
運用がうまくいけば利益が得られますが、うまくいかない場合は損失が出ることもあります。
つまり、投資信託は元本が保証されている商品ではないのです。
この点が銀行の預貯金などとは異なります。
ファンドとは?
「ファンド」という言葉を見聞きしたことがある人も多いと思います。
しかし、具体的にどのようなものを指すのかはっきりとわからない人もいるでしょう。
よく「投資信託=ファンド」と同じような意味で使われることがありますが、投資信託とファンドは同じものなのでしょうか。
ファンドは本来、「資金」や「基金」という意味を持つ言葉で、
お金を集めて投資などの事業を行う会社(「運用会社」としてのファンド)を指す場合と、投資信託などの金融商品そのもの(「商品」としてのファンド)を指す場合があります。
・お金を集めて投資などの事業を行う運用会社
・投資信託などの金融商品そのもの
つまりファンドという言葉は、話の流れやニュアンスに応じて使い分けられています。
投資信託における5つのリスク
投資信託は利益が得られるメリットもある一方、マイナス要因の影響を受け損失が出るリスクもあります。
投資する投資信託の商品性にもよりますが、投資信託は国内海外問わず幅広い商品に投資することが可能です。
その分、影響を受ける可能性があることも増えてきます。
では、投資信託が受ける主なリスクの種類について確認していきましょう。
②為替変動リスク
③金利変動リスク
④信用リスク
⑤カントリーリスク
①価格変動リスク
株式や債券の価格が変動し、保有している資産に影響を及ぼすリスクのことをいいます。
一般的に、国内や海外の政治・経済情勢、企業の業績などの影響を受けるとされています。
②為替変動リスク
為替相場の変動により、外貨建て資産に投資した場合、円評価額が上下する可能性があるリスクのことをいいます。
一般的に、円高の場合は価額の下落要因、円安の場合は上昇要因となります。
外貨建て資産に投資した場合は、基本的に為替変動リスクがあると覚えておきましょう。
ただし為替の影響を少なくする手段もありますよ。
※完全にリスクがなくなるわけではありません。
③金利変動リスク
金利の変動が、債券の価格に影響を及ぼすリスクのことをいいます。
一般的に、金利が上がると債券の価格は下落し、反対に金利が下がると債券の価格は上昇します。
なお、満期までの期間が長い債券ほど、金利変動リスクが大きい傾向にあります。
④信用リスク
債券等を発行する国や企業などが、経済情勢や財政状態の影響を受けるリスクのことをいいます。
財政難や経営不振、倒産といった理由により、利息や分配金、償還金をあらかじめ定められていた条件で支払われなくなる可能性があります。
⑤カントリーリスク
ある特定の国の株式や債券などへ投資を検討する場合の、その国の政治・経済面から見たリスクのことをいいます。
投資を考えている国や地域で、政治・経済情勢の変化等により市場が混乱した場合、債券等の価額が予想外に下落して運用が難しくなることがあります。
一般的に、先進国の証券市場よりも途上国の市場の方がカントリーリスクが高くなる傾向があります。
投資信託と個別株式との違い
投資方法にはさまざまな種類がありますが、その中でも株式投資を検討している人もいるでしょう。
株式投資は配当金や売却益のほかに、株主優待が受けられるといったメリットもあるため興味を持っている人も多いはずです。
では、投資信託と個別株投資にはどのような違いがあるのでしょうか。
主な違いを表にまとめてみました。
比較項目 | 投資信託 | 個別株式 |
運用者 | 専門家(プロ)に一任 | 自分で運用する |
投資先 | 自分では大まかな投資先を選ぶのみ。細かな投資先は専門家に一任 | 自分で選ぶ |
手数料 | 購入手数料、信託報酬、信託財産留保額など(商品・証券会社により異なる) | 売買手数料のみ |
必要なお金 | 数百円~ | 数万円~数十万円 |
運用傾向 | 分散投資 | 集中投資 |
リスクリターン | ミドルリスク・ミドルリターン | ハイリスク・ハイリターン |
保有中に受け取り | 分配金 | 配当金、株主優待 |
少しだけ、項目ごとに解説しますね。
必要なお金の違い
ちょっとわかりやすくするために、ケーキで考えてみましょう。
大きな金額が必要な個別株投資は、ホールケーキをまるまる買わなければなりません。
一方で、投資信託はケーキを1ピースから買うことができます。
ホールケーキを買うより少ないお金で、いろいろなケーキを買うことが出来るのです。
これが、個別株投資と投資信託の必要なお金の違いです。
運用傾向の違い
投資信託は分散投資
例:自動車業界全体が伸びそうだけどどこが上がるか検討がつかない
→自動車関連の投資信託を購入し、自動車業界全体に投資
個別株式は集中投資
例:自動車業界の中でもトヨタの株が上がりそう!
→個別でトヨタ株を購入
運用者の違い
投資信託では、
あなた自身が株や債券、不動産など大枠の投資先さえ決めればあとは売却するまで放置です。
細かな投資先を選ぶのも、実際に運用するのも専門家にお任せなので投資初心者におすすめとされています。
(投資信託内での銘柄の入れ換えも専門家が行います)
一方、
個別株投資は自分で選んだ投資先を自分の考えで保有し、売却等のタイミングも全て自ら判断します。
投資信託と個別株投資のどちらを選択するかはあなたの考え方次第です。
これが投資信託と個別株投資の最も大きな違いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことをいいます。
投資家は、投資額に応じて運用から得られた利益を還元してもらうことができます。
投資信託には大きく5つのリスクがあります。
・為替変動リスク
・金利変動リスク
・信用リスク
・カントリーリスク
具体的なリスクの内容についてしっかりと押さえたうえで投資することが大切です。
投資信託会社の有名どころのサイトを掲載しておくので資料を読んでみてください。
今回は以上です。
ありがとうございました。
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