【ビジネスモデル】ビジネスモデルを大きく変革しているマイクロソフトをご紹介!

【ビジネスモデル】マイクロソフトについてご紹介!

こんにちは、こつこつbです。

今回の記事は、マイクロソフトについてお伝えします。

猫男爵
マイクロソフトと言えばWindowsにゃ!
リッキー
パソコンを売って稼いでいる会社ですよね
猫男爵

マイクロソフトは今もパソコンは販売しているけど大きく収益構造は変化してるにゃ!

この記事でマイクロソフトについて知ってほしいにゃ!

マイクロソフトは、パソコンを販売し、そこにソフトウェアのOffice製品(WordやExcel)を使ってもらうことで利益を出していました。
現在はクラウド事業などが大きく成長し、これまでのサービスとの相乗効果でより便利で必要不可欠な存在となっています。
事業の変革の流れなど参考にしてください。
ビジネスモデルについて知りたい場合は以下をご覧ください。
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それではどうぞ!

ビジネスモデルを大きく変革した企業「マイクロソフト」

Microsoft(マイクロソフト)は、1975年にビル・ゲイツとポール・アレンにより創業されました。

創業からしばらくはPCの販売とソフトウェアのライセンス契約で安定して利益を積み重ねていました。

このビジネスモデルを大きく変革したのが2014年にCEOに就任したサティア・ナデラ氏です。

サティア・ナデラCEOの変革

WindowsPCの販売とソフトウェアのライセンス販売で利益を出す

クラウドサービスで利益を出す
クラウドサービスで利益を得るようにしたことで、他社との協調を行えるようになり、顧客に対し幅広いアプローチが可能になりました。
クラウドサービスに集まってくるビッグデータを活用し、顧客の問題解決に繋がる営業が出来るようになったのです。
株式会社モンスターラボ - Monstarlab DXブログでは、DX推進に役立つ最新テクノロジー活用資料を提供しています。貴社の課題解決のためにぜひご活用ください。

ビッグデータとは、さまざまな種類や形式のデータを含む巨大なデータ群のこと。「量(volume)」「種類(variety)…

そのことでマイクロソフトのサービスの利便性がさらに向上し収益的にも好影響を与えています。

 

現在は世界規模で

・ビジネスに最適なクラウド事業

・Office製品のソフトウェアのサブスク

・Windowsパソコン等の物販

を展開しています。

 

OS(オペレーティングシステム)の開発、販売、ゲームなども展開しています。

Office製品のソフトウェアのWord、Excel、Outlookは全世界で広く利用されています。

 

↓こちらの書籍でマイクロソフトの変革の内容を掴むことが出来ます。

口コミもいろいろと書かれていて面白いですよ。

 

創業のきっかけは以下の記事をご覧ください。

「マイクロソフト」共同創業者のビル・ゲイツ。1955年、シアトルで生まれたゲイツは、幼少期から非常に賢い少年だった。ハー…

 

 

Microsoftの概要紹介

本社所在地:ワシントン州 レドモンド ワンマイクロソフトウェイ

資本金:1,183億米ドル(2020年時点)

従業員数:189,984名(2021年時点)

設立:1975年

売上高:連結 1,680億米ドル(2021年期)

競合他社: Apple、Google、Amazon

売上高の内訳

2021年度

売上高: 1,680億米ドル(連結)

内訳

クラウド事業:710億米ドル

Office製品やPC販売:970億米ドル

事業の柱は2つ!

1.クラウド事業
2.Office製品、PC販売

1.クラウド事業(サブスク)

マイクロソフトでは、サーバークラウドサービスが大きな売上を占めるようになってきています。

マイクロソフトのクラウドサービスは、「Azure(アジュール)」と言います。

世界3大クラウドサービス

・アマゾンのAWS(アマゾンウェブサービス)

・マイクロソフトのMicrosoft Azure(マイクロソフトアジュール)

・グーグルのGoogle Cloud Platform(GCP)

 

「Azure(アジュール)」は、オープンで柔軟なプラットフォームクラウドサービスとして成長し、大きな売上を上げています。

 

コロナウイルスの影響もあり、クラウドサービスを活用する企業は増えています。

マイクロソフトは、そのようなビジネス向けクラウド事業に力を注ぎ、成果を上げています

 

2.Office製品、PC販売(サブスク、物販)

当初は、PC販売が大きな割合を占めていたのですが、最近ではWindowsのパソコンの売上は売上全体の約14%にとどまっています。

 

ただ、Windowsの場合は、ソフトウェアの種類が豊富なこともあり、それが今でも大きな魅力です。

 

そして、現在では、Office製品のソフトウェアの販売が大きなシェアを占めています。

Officeシリーズ利用者は世界に4億人以上いると言われています。

Word、Excel、Outlookなどのソフトウェアは、広く世界的に普及していてサブスクでの売上が伸びています。

また、無料ビデオ通話アプリSkypeも4,000万人以上のユーザーがいて、ゲーム機Xboxもコロナ禍で好調です。

WindowsのOSが搭載されているのが魅力となっています。

 

ビジネスモデル4つの構成要素

1.Who(顧客は誰か)

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

3.How(どのようにその価値を提供するか)

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

1.Who(顧客は誰か)

マイクロソフトのWhoは、

コンピュータを快適に便利に活用したい人

便利なソフトウェアを活用して、個人やビジネスで効率的に運用したいという人です。

 

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

マイクロソフトのWhatは、

世界中の多くの人々やビジネスでの可能性を支援するために、様々な便利な機能を持ったソフトウェアを提供しています。

 

そして、Windowsのパソコンにこだわらずに、Office製品を他社のスマートフォンでも使えるように広げて、場所や媒体に限定せず、使う人の効率を上げています

 

3.How(どのようにその価値を提供するか)

マイクロソフトのHowは、

クラウド事業に力を入れ、他社のスマートフォン、iPhoneやiPadのiOS上でもOffice製品のソフトウェア、「Word」・「Excel」・「Outlook」が使えるようにして、効率的な作業、ビジネスを実現しています。

 

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

マイクロソフトのWhyは、

Windowsのパソコンにこだわらずに、Office製品のソフトウェアをより多くの広くの人が活用できるようにクラウド事業を行ったことで、サブスクモデルとして大きな成功を遂げています。

 

多くの媒体から活用できるソフトウェアにし、広範囲かつ汎用性が高く、効率性の高さが魅力です。

多くの人に利用され、ビジネス上で高い評価を得ていることで継続的に利益を出すことが出来ます。

 

マイクロソフトの強み

マイクロソフトはWindowsのパソコンにこだわることなく事業展開をしてきました。

またスマートフォンで遅れを取ったことも乗り越えてきました。

 

ユーザーの視点に立って「自分は世界に何をもたらすべきなのか」を考えて、新たな展開を生み出せることが強みです。

 

Office製品を活用して、快適に、便利に多くのユーザーがそれぞれの可能性を最大限に引き出せるよう支援しています。

そのために技術や開発に励んでいて、そうしたユーザー目線の事業展開により、利用しやすいクラウド事業を展開したことが支持されています。

 

事業の今後の展望

マイクロソフトは、今後の展開として、身体の動きのジェスチャーや音声認識によってゲーム機やコンピュータの操作ができるデバイス「Kinect」の開発を行っています。

 

また、頭に付けて目の前のディスプレイを見るARヘッドマウントディスプレイ「Hololenz」への網膜投影のMRにも先行投資をしています。

 

 

「Hololenz」はそれ自体にWindows 10を搭載しているため、PCに接続しなくてすむのが魅力です。

スマートフォンを超えた新しい時代の3Dディスプレイも目指しています。

 

SocialDog

まとめ

マイクロソフトの解説

いかがでしたでしょうか。

マイクロソフトは、最初はWindowsのパソコン販売という物販から始まり、Office製品の普及で活躍の場をさらに広げていきます。

そして、クラウドサービスを中心として多くのサービスを展開しています。

顧客のことを考え、サービスを他社のスマホやiPadなどからも活用できるようにしてきました。

 

そして、そのオープンな姿勢こそが成功を遂げている秘訣と言えます。

ユーザーの使いやすさ、効率を考えた上での事業展開です。

 

その結果、多くのビジネスでクラウドサービスも活用されるようになり、今では大きな売上を挙げています。

 

既に次のスマートフォンを超えた、新しい時代のデバイスの開発を行うなど、自由な発想で先を見据えています。

次から次へと新たな挑戦を続ける超巨大企業から今後も目が離せません。

今回は以上です。

ありがとうございました。

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