こんにちは、こつこつbです。
今回は、「優待おじさん」こと桐谷広人さんについてお伝えします。
株主優待生活で有名な「桐谷広人さん」。
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テレビなどで目にすることも多く、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
実は桐谷さん、以前はプロ棋士として活躍されていたこともあり、そのときから株式投資に取り組まれていたそうです。
バブル崩壊やリーマンショックなどで大きな損失を出してしまったこともありましたが、今は株主優待で充実した生活を送られています。
そんな桐谷広人さんについて、どういった人なのか詳しく知らない人も多いと思いますので、今回は桐谷さんの経歴や株式投資実績、投資についての考え方などについて紹介していきます。
「優待おじさん」桐谷広人さん
まずは、桐谷さんの経歴を簡単に紹介します。
桐谷さんの経歴
名前 | 桐谷広人(きりたにひろと) |
生年月日 | 1949年10月15日(72歳) |
プロ入り年月日 | 1975年7月14日(25歳) |
棋士引退年月日 | 2007年3月31日(57歳) |
出身地 | 広島県竹原市 |
出身大学 | 駒沢大学中退 |
師匠 | 升田幸三実力制第四代名人 |
(2022年2月現在)
桐谷広人さんは、1949年10月15日生まれの72歳で、広島県竹原市出身の元プロ棋士&投資家です。
プロ棋士時代は、当時はまだ珍しかった研究派の棋士として「コンピューター桐谷」の異名を持つほど。
しかし、2000年に現役勤続25年表彰を受けて以来、不振続きだったこともあり2007年3月末に棋士を引退されました。
投資家としては、
プロ棋士時代から独学で株式投資を勉強し「財テク棋士」とも言われていました。
棋士を引退した後は投資家の道一筋で歩まれています。
その後、日本テレビ系例で放送されている「月曜から夜更かし」で「株主優待で暮らす桐谷さん」として大ブレイクし、現在はさまざまなメディアに出演しています。
証券投資の普及活動にも力を入れてらっしゃいます。
桐谷さんの実績
株主配当生活で有名な桐谷さんの、株式投資のこれまでの実績を簡単にご紹介します。
桐谷さんが株式投資を始めたのは、プロ棋士時代に東京証券協和会の将棋部の師範を引き受けたときで、当時でいう25万円から株式投資を始めました。
その後、
1980年代後半には1億円超の利益を出し、さらに利益を得ようと信用取引をはじめました。
しかし、
1990年代になると株価が急落し1年もしないうちに1億円という損失を出してしまったそうです。
それを機に一度は株式投資をやめていましたが、景気が再び上昇し始めるとまた始めたくなり、株式投資で利益を出し始めましたが、リーマンショックによりバブル崩壊時以上の大損が出て極貧生活に。
そのようなときに届いた株主優待の品々が桐谷さんの生活を救ってくれ、そこから株主優待の魅力に取りつかれたそうです。
そして現在は、
株主優待のおかげで現金を使わない生活が送れていることもあり、現金と株券を合わせて4億円位の資産を持っているそうです。
投資の考え方
「株式投資」というと、
・リスクの高いもの
というマイナスのイメージを持つ人が多いです。
桐谷さんの言葉によればそれは値上がり益を狙った場合の話であり、株主優待を重視した手法であれば危険度はほとんどゼロなのだそう。
というのも、株主優待に力を入れている企業は比較的株価が安定している傾向にあるためです。
投資の2タイプ
投資には、「狩猟的投資」と「農業的投資」の2タイプの投資方法があると考えています。
狩猟的な投資家というのは、高い株をより高く売って利益を得ようと考えている売却益狙いの人たちで、投資で何十億も儲けるような天才的な人たちは皆このタイプです。
彼らは、既にある程度高い価格を付けている株に、何か好材料が出てきて、今後さらに高くなると予想できる時に飛びつくわけです。
逆に、何か悪い材料が出てきて、一旦株価が下がり出したら、どこまで下がるか分からないので、損切りのタイミングが大事になってくる。
彼らは、わずかな株価の上下に常に目を光らせていて、急に総理大臣が辞めたりすると慌てふためくわけです。
一方、現在の私は、たくさん種を撒いておいて、一定期間ごとに確実に収穫しようという農業的な投資方法を実践してます。
株主優待のある株を中心に1000銘柄以上保有し、株主優待で人生を楽しむという方針です。
つまり、
価格変動の少ない手堅い株式を購入最小単位で購入し、株主優待はきっちり受け取るというのが桐谷さん流の株主優待の利用方法というわけです。
最小単位で購入すれば高額なお金は必要ではなく、購入費用を安く抑えることが可能です。
さらに、桐谷さんの場合は株主優待で生活必需品がまかなえるので、現金支出はほとんどなく原資は増え続けているそうです。
なお、現在は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、配当などがあまり期待できない状態となっていますが、一方で株価低迷中の今が株式購入の良い時期でもあると考えているようです。
投資手法
株主優待と配当金の合計利回り
株主優待を受けられる銘柄の中には、配当金を受け取れるものもあります。
配当金とは、
企業が利益を出した場合に、株主に持ち株数に応じて利益を還元するものをいいます。
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つまり、
その株式を保有していると株主優待と配当金の両方を受け取れることになります。
そして桐谷さんは、
この株主優待と配当金について、「両方を合わせた総合利回りが4%以上を目安にする」ことを鉄則としているそうです
実際のやり方
では、株主優待と配当金を合わせた総合利回りが4%になる株式の購入方法はどのようにすれば良いのでしょうか。
桐谷さんは、購入候補の株式が年初から最も安い価格になるタイミングを見ているそうです。
株価が安値を更新していれば買いの局面にあるというわけです。
株価が下がって「配当優待利回り」が4%以上になったときに購入します。
基本的に、
配当金額や優待品の換算金額は大きく変化することはないので、株価の値下がりがポイントになります。
では、配当優待利回りはどのように計算するのか確認していきましょう。
まず、配当利回りを計算します。
=1株あたりの年間配当金額÷1株購入金額×100・・・①
次に、優待利回りを計算します。
=1年間に受け取る優待品の換算金額÷投資金額×100・・・②
最後に配当優待利回りを計算します。
=①配当利回り+②優待利回り
このように計算した配当優待利回りをもとに、購入する株式を選ぶと良いでしょう。
まとめ
株主優待で有名な桐谷広人さんは、以前はプロ棋士として活躍されており、当時から株式投資を始めていました。
少額からスタートし徐々に利益を増やしましたが、バブル崩壊やリーマンショック時などでは大きな損失も出してしまうことも。
しかし、そこで桐谷さんを救ったのは株主優待で届く品々で、それらによって生活を維持することができたそうです。
現在は、株主優待生活を楽しんで充実した日々を送られている桐谷さん。
桐谷さんの投資の考えを参考にしつつ、株主優待生活を始めてみるのはいかがでしょうか。
ポイントは配当優待利回りが4%以上を狙うことです。
そして、数年に一度は株価の暴落があることも忘れないでくださいね。
ピンチはチャンスです。
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