【ビジネスモデル】Apple(アップル)について簡単にご紹介!

【ビジネスモデル】Apple(アップル)について簡単にご紹介!

こんにちは、こつこつbです。

この記事では、Apple(アップル)についてお伝えしていきます。

猫男爵
iPhoneやMacなど多くのユーザーを獲得しているAppleについてお伝えするにゃ!
リッキー
iPhoneは有名ですけどどうやって利益を出しているかはよく知らないですね
猫男爵

いつの間にか使っているというのが大企業のすごいところにゃ!

この記事でAppleのビジネスモデルにについて理解してほしいにゃ!

起業や副業を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ビジネスモデルとは何かを知りたい方は以下をどうぞ。
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世界規模で物販を行うビジネスモデルとして「Apple」をご紹介

Apple(アップル)は、アメリカ合衆国に本社を置くIT機器大手の多国籍テクノロジー企業です。

デジタル電化製品のデザイン・製造・販売やソフトウェアサービス、オンラインサービスの開発・販売を行っています。

ハードウェア(機器関連) ソフトウェア(デジタルコンテンツ)
iPhone Apple Music
iPad Apple TV+
Mac App Store
Apple Watch Apple Podcast
iPodなど iTunes
Apple Booksなど

ハードウェアは世界的に非常に有名であり、その媒体にさまざまなサービスを展開しています。

また、iCloudなどのクラウドサービス事業やApplePayなどの決済サービスも展開している世界規模の企業です。

Appleのビジネスが生まれたきっかけは?

ビジネスの始まりは、創業者のスティーブ・ジョブズ(16歳)とスティーブ・ウォズニアック(21歳)の出会いからです。

二人は友人の紹介で知り合いました。

そして、

ウォズニアックがブルーボックス(電話回線を不正利用して無料での長距離電話を可能にする機械)を自作したことをきっかけとして、ジョブズがそれを学生たちに売りまわりました。

大きな利益を上げたようですが、銃で脅されるなどし、身の危険を感じた二人はこの商売から手を引いたようです。

それから数年後、

ヒューレット・パッカード(HP)に在籍するウォズニアックが、第一回ホームブリュー・コンピュータ・クラブに参加し、個人用コンピューターの魅力に触れ、自作コンピュータの設計に取り掛かりました。

1955年2月 スティーブ・ジョブズが誕生
1975年3月 第一回ホームブリュー・コンピュータ・クラブが開催
1975年6月 スティーブ・ウォズニアックがパソコンの試作品を完成
1976年4月 ジョブズ、ウォズニアック、ロン・ウェインの3名でパートナーシップを設立
1977年1月 新法人のアップルコンピュータを設立
1977年4月 第1回ウェストコーストコンピュータフェアでApple Ⅱを披露
1984年1月 初代マッキントッシュ発売
2002年3月 Apple Introduces 10GB iPod—2,000 Songs in Your Pocket
2007年1月 Apple Reinvents the Phone with iPhone

strainer

そして、ウォズニアックの完成させた自作のマイクロコンピュータがのちに「Apple Ⅰ」と命名されることとなります。

ジョブズとウォズニアックの交友関係は続いており、ジョブズがこのコンピュータの商業的価値に興味を持ち、「Apple Ⅰ」の組み立てに必要なプリント配線板を製造販売するビジネスを始めようと持ち掛けました。

当初は、プリント配線板ではなく「Apple Ⅰ」の完成品の納品を求められることがあったようです。

次に「Apple Ⅱ」を発売し、爆発的な売上を達成しています。

1984年にはMacintosh(MAC)を発売、その後業績悪化の時期もありましたが、2001年にiPod、2007年にiPhoneを発売して大きく成功しています。

 

取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。

Appleの概要紹介

名称:「Apple Inc」

本社所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 クパチーノ

資本金:573億6,500万米ドル

設立年月日:1977年1月

従業員数:147,000人(2020年末時点)

売上高:3,658億1,700万米ドル (2021年時点)

競合他社: Google、サムスンなど

売上高の内訳

売上高: 3,658億1,700万米ドル(2021年時点)

内訳

プロダクト:約2,591億米ドル
(iPhone約1,920億米ドル、Mac約352億米ドル、iPad約319億米ドル)

サービス:約684億米ドル

ウェアラブル、ホームアクセサリ:約384億米ドル

事業の柱は3つ!

1.プロダクト(iPhoneやMac等)

2.サービス

3.ウェアラブル、ホームアクセサリ

1.プロダクト(物販モデル)

プロダクトではiPhoneやMac、Air Podsなどの次々と新機種を開発し、世界規模で販売しています。

パソコンが主流だった時代から、モバイルとしてのiOSに注目を集め、iOSのユーザー互換性によって、ユーザーと多く結びつくことを実現しています。

また、モノづくりの発想で新しいものを作ってきただけでなく、

「最高の体験をユーザーに提供したい」

「iPhoneならばこんなことができる」

と顧客価値体験をアピールしているのが特徴です。

Appleの製品は、操作性の高さ、洗練されたデザインが人気で、機能が次々と進化していくことに魅力を感じるユーザーが多数います。

新機種が発売されると大きな話題になるほどの絶大な支持を得て、世界中でユーザーを獲得しています。

例えば、Apple Watchでは健康管理なども可能となり、より生活に密着したテクノロジーを開発しています。

様々な体験を可能にし、常に新しさ、新しい生活を提案することで多くのファンを作っている企業です。


2.サービス(サブスクリプション)

iCloudなどのクラウドサービスを提供しています。

また、

・App Store
・Apple Pay
・Apple Music
・Apple TV+
・Apple Arcade
・Apple Podcast
・Apple Books
・App Store
・iTunes

などの豊富なデジタルコンテンツ、ソフトウェアサービスを提供しています。


3.ウェアラブル、ホームアクセサリ(物販モデル)

ホームアプリケーションとApple製デバイスに対応するアクセサリを提供しています。

iPhoneと連携して使えるホームアプリケーションは多岐に渡ります。

・エアコン
・ヒーター
・空気清浄機
・カメラ
・照明
・鍵
・コンセント
・セキュリティシステムなど

また、ウェアラブルで装着できるApple Watchも人気となっています。

ビジネスモデル4つの構成要素

1.Who(顧客は誰か)

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

3.How(どのようにその価値を提供するか)

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

1.Who(顧客は誰か)

AppleのWhoは、

日常を便利で快適に過ごしたいと考える全ての人々です。

iPhoneというブランドが生活に必要なものを詰め込んだものとして、多くの人に認知されています。

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

AppleのWhatは、

製品自体を売るというよりもiPhoneを活用して広がる世界観、繋がる世界観を価値として提供しています。

たくさんのことを「より身近で便利に」、また「より美しくリアルに」体験出来るようにすることを目指しています。

3.How(どのようにその価値を提供するか)

AppleのHowは、

さまざまななデバイスを販売・連動させることで実現させています。

具体的には、

・情報検索などのコンピュータ機能を手軽に持ち歩きたい

・コミュニケーションツール

・GPS端末

・音楽プレーヤー

・カメラ機能など

これらのような多くの機能を詰めこんだデバイスを販売し、日常的に使えるようにすることで価値提供を可能にしています。

iPhone だけでなく、MacやApple Watchなどでも他のデバイスと連動できる利便性があり、より生活に密着した価値を提供しています。

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

AppleのWhyは、

ユーザー主体の開発、新しい価値体験の提供が多くのファンを作り、「Apple」がブランド化したことが利益に結びついていると言えます。

スマートフォンが欲しい、パソコンが欲しいではなく

「iPhoneが欲しい」

「Macが欲しい」

と言う人が多くなることでIT機器の販売台数が伸び、そこからさらにソフトウェア利用者の獲得に繋がっています。

Appleの強み

Appleの強みは、ユーザーの最高の体験に徹底的にこだわっている点です。

常にユーザーに新しい体験を生み出して、刺激を与えることを目指しています。

ワクワクさせてくれる製品やサービスが多いことが強みで、ブランド力となっています。

事業の今後の展望

最近ではiPhoneを使って「Apple HomeKit」に対応している家電を直接操作できるホームアプリケーションの事業もより進んできています。

多くの家電や家の設備がiPhoneで操作できるようになる利便性を考えた事業です。

また、自動運転車にも取り組んでいます。

さまざまな生活の利便性を目指して、iPhoneを通した新しい驚きを生み出すための開発が進んでいます。

まとめ

Appleのビジネスモデルについて

いかがでしたでしょうか。

Appleは、

iPhoneやMac・Air Pods・Apple Watch・Apple TVなど多くのハードウェアを開発しています。

そして、ハードウェアの開発だけでなく、そこから新しい体験を提供してきたのがAppleです。

そのことによって、多くのファンとも言えるユーザーを世界に作ってきました。

また、Appleは、従業員自体もユーザーとして自社の製品を選びたくなるようなモノづくりを目指しています。

ユーザー目線に立って、多くの新しい体験の提供を行うことで、世界で愛されるようになり売上を伸ばしています。

デバイスを販売し、販売したデバイスで多くのサービスを提供することで顧客基盤と事業の安定化をしています。

是非参考にしてください。

 

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