こんにちは、こつこつbです。
起業後は、ビジネス専用の銀行口座を作りましょう!
とはいえ、銀行にはたくさんの種類がありますので、
「どんな基準でどの銀行を選べばいいの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、
・法人口座について
・法人口座のメリットデメリット
・法人の銀行口座の選び方
・起業後におすすめの銀行
これらについてご紹介します。
法人の銀行口座開設について悩んでいる方は是非参考にしてください。
それではどうぞ!
そもそも法人口座って何?
法人口座というのは、その名の通り「法人専用の銀行口座」のことです。
個人向けの口座を作る場合、名義人は個人名になりますが、法人口座の場合は名義人が「会社名」になります。
後ほど詳しく解説しますが、法人口座を開設することによって、法人口座ならではのメリットや恩恵を受けられるようになるのです。
法人口座を作成するメリット、デメリットは?
では次に、法人口座を作成するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット
法人口座を開設することによって、
- 入金
- 出金
の管理が行いやすくなります。
「いくらお金が入ってきて、いくら出ていったのか」
「何にどれくらいのお金がかかっているのか」
を一目で判断できるようになりますので、経営状況を把握、改善しやすくなるのです。
デメリット
法人口座を作成するデメリットは特にありませんが、強いて言うなら「審査の厳しさ」が挙げられます。
特に、メガバンクの審査は非常に厳しく、起業して間もない頃は審査に通らない可能性が高いのです。
法人口座はどうやって選べばいいの?
では次に、法人口座を選ぶ際に意識すべきポイントを4つ紹介していきます。
①利便性
法人口座を選ぶ際は、利便性を重視する必要があります。
例えば、
手軽に入出金を行うためには、ATMで使えたり、様々な場所に設置されている銀行で口座を開設する必要があります。
特に、現金を取り扱うビジネスを展開している場合は、銀行窓口やATMまでの距離は重要な判断基準になるでしょう。
②手数料
個人向け口座、法人向け口座に共通して言えることですが、手数料が安いに越したことはありません。
1回あたりの手数料は安いかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、取引回数が増えれば増えるほど、合計コストがかさんでいきます。
出金時にかかる手数料については、
- 出金回数を減らす
- 手数料が安い時間帯に引き出す
というような工夫で抑えることができますが、クライアントへの振込手数料についてはコントロールしにくい部分になります。
法人口座を開設する際は、
- 出金手数料
- 振込手数料
などを比較したうえで、できるだけ安い銀行を選ぶようにしましょう。
③サポート内容
銀行によっては、経営者向けあるいは法人向けのサポートを用意している所もあります。
サポート内容が充実している口座を選ぶことによって、効率よくビジネスを展開しやすくなります。
それぞれの銀行で、提供しているサポート内容が異なりますので、複数の銀行を比較したうえで選んでいくことがおすすめします。
④審査基準
先ほども解説したように、法人口座を作る際は「審査基準」に着目することが大切です。
特にメガバンクは審査が厳しい傾向にありますので、起業して間もない場合は審査に落ちる可能性が高いと言えます。
「できるだけ審査が緩い口座を開設したい」
と考えている方は、ネットバンクを選ぶようにしましょう。
法人と個人事業主では口座種別が違う?
ビジネス専用の銀行口座には、
- 法人口座
- 個人事業主口座(個人ビジネス口座)
など、いくつかの種類があります。
個人事業主は法人格を持っていませんので、基本的には法人口座を作ることができませんし、法人は個人事業主専用の口座を作ることができません。
それぞれの違いや特徴を理解したうえで、自分に合った口座を選ぶようにしましょう。
法人も個人事業主も「ネットバンク」を選んだ方が良い?理由は?
法人口座を開設する際にネックになるのが「審査」です。
審査に落ちてしまうと、スムーズに口座を開設することができなくなり、ビジネスの効率や生産性も低下してしまいます。
「効率よく法人口座を開設して、事業に集中したい」
と考えている方は、ネットバンクを選ぶようにしましょう。
起業当初の法人や個人事業主に、ネットバンクがおすすめの理由は2あります。
①審査が緩いことが多い
ネット銀行は、メガバンクと競争をしていることもあって、審査が比較的緩いです。
もちろん、
「誰でも簡単に法人口座を開設できる」
というわけではありませんが、必要書類を揃えて、虚偽申告をせずに申し込めば、審査に通過する可能性が高いと言えるのです。
②コストが安い
ネットバンクというのは、基本的にオンラインでの対応になるため、人的コストや設備コストなどがほとんどかかりません。
そのため、メガバンクなどと比べると手数料が安く、起業当初の経営者にも適していると言えるのです。
起業直後の法人、個人事業主におすすめのネット銀行はどこ?
冒頭でも解説したように、法人口座や個人事業主口座にはたくさんの種類があります。
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあり、独自サービスなども銀行によって異なりますので、
「どこを選べばいいの?」
という疑問を抱えてしまっている方もたくさんいるはずです。
そのような経営者や個人事業主には、ずばり、
の2つがおすすめです。
以下、それぞれの特徴やおすすめポイントについて、詳しく見ていきましょう。
まずは、住信SBIネット銀行について、詳しく見ていきましょう。
住信SBIネット銀行
おすすめポイント
住信SBIネット銀行法人口座のおすすめポイントは、
- 振込手数料が低水準
- 口座維持費がかからない
- 法人デビットカードのキャッシュバック率が高い
上記3点です。
住信SBIネット銀行の法人口座では、
- 同行宛振込手数料→0円
- 他行宛振込手数料→145円
- ATM入出金→一律110円
(2022年4月時点)
とかなり安くなっていますので、コストを抑えたいと考えている方には最適です。
また、
- 初期費用
- 口座維持費用
- 月額費用
なども一切かかりませんので、起業当初の経営者にとてもおすすめです。
また、住信SBIネット銀行が発行している法人デビットカード「ミライノデビット」の還元率が0.8%になりますので、お得にポイントを貯められるようになるのです。
活用時の注意点
住信SBIネット銀行は、開設して間もない経営者にもおすすめできるネットバンクです。
ただし、個人事業主の方は注意しなければなりません。
なぜなら、住信SBIネット銀行では、屋号入りの個人事業主口座を作成することができないからです。
「法人口座か個人口座」
この2択になりますので注意しましょう。
GMOあおぞらネット銀行
では次に、GMOあおぞらネット銀行の基本情報について、詳しく見ていきましょう。
おすすめポイント
GMOあおぞらネット銀行のメリットは、
- 振込手数料が安い
- デビットカードの還元率が高い
の2点です。
振込手数料については、
- 同行宛→無料
- 他行宛→145円
(2022年4月時点)
となっていて、同行宛に振込をする場合は、手数料が1円もかかりません。
また、法人デビットカードの還元率が1%とかなり高くなっていますので、業務を遂行しながらポイントをお得に貯められるようになるのです。
GMOあおぞらネット銀行は、個人事業主専用の口座にも対応していて、
- 屋号+個人名
- 個人名+屋号
で口座を開設することができます。
また、法人口座同様のメリットを得られるようになりますので、独立したての個人事業主にも最適です。
活用時の注意点
GMOあおぞらネット銀行は、比較的審査に通りやすいと評判ですが、法人口座を開設する際に必要となる書類がかなり多いです。
書類に不備がある場合や、指定された書類がない場合は審査に落ちる可能性がありますので注意しましょう。
まとめ
起業して間もない経営者の中には、
「どこで法人口座を作ればいいかわからない」
「審査に落ち続けている」
と悩んでいる方もいるでしょう。
このような状態が続くと、事業の生産性や効率も落ちてしまいますし、モチベーションも低下してしまいますよね。
法人口座もしくは個人事業主口座の開設でお悩みの方は、是非今回紹介したことを参考にしながら、自分に合った銀行を探してみてください。
「どうしても自分では絞り込むことができない」
という方は、
の両方手続きをしてみてもいいと思いますよ。
今回は以上です。
ありがとうございました。