こんにちは、こつこつｂです。
「不動産投資は多額の資金が必要だ」
このように考えている方がたくさんいらっしゃいます。
確かに資金はあった方がいいですが、「多額の」資金がなくても不動産投資は全然できますよ！
そこで今回は、初期費用を抑えて不動産投資を始める方法をご紹介していきます。
是非参考にしてください。
それではどうぞ！
ローンを使わずに不動産投資を始めるメリット・デメリット
不動産投資をするには多額な資金が必要！
という考えは、一般的には正解です。
しかし、不動産投資のやり方次第では、ローンを使わずに不動産投資を始めることができます。
ローンを使わずに不動産投資を始めるメリット
不動産投資失敗のリスクが低い
一般的には、不動産投資物件を入手するには多額の資金が必要で、ローン（融資）を活用することが多いです。
(ローン使いたいなら頭金として物件価格の２割の資金を準備してとか・・・めっちゃきつい・・・)
空室などにより運用が上手くいかないと、ローン返済に追われ、返済不能に陥る可能性も…。
最悪、自己破産のリスクも考えておかなければなりません。
ローンを使わなければ、そんな心配は無用です。
いい物件を優先的に紹介してもらえる可能性がある
ローンを組む場合、ローン審査が通らなければなりません。
審査には時間がかかります。
不動産の売主は、買主の融資審査期間は他の購入希望者と交渉できず、審査が通らなかった場合には白紙になってしまいます。
（時間だけが経過していく・・・）
売主や仲介不動産業者にとって、すぐに確実に購入してもらえる現金購入者はいいお客様です。
いい物件を優先的に紹介してもらえる可能性が高いといえるでしょう。
ローンを使わずに不動産投資を始めるデメリット
億単位の物件を扱っていくのが難しい
ローンを使わずに不動産投資を始めるということは、全額自己資金でまかなうということです。
自己資金が多くあるならいいのですが、これから自己資金を貯めて不動産投資を始めるとなると、かなり時間がかかってしまいます。
また、不動産売買の諸経費等だけでもかなりの金額になります。
数百万円程度の物件なら何とかなるかもしれませんが、ローンなしで大きな物件を扱うことはほぼ不可能です。
物件購入のスピードが遅くなり規模拡大が出来ない
不動産投資は基本的に大きな利益を見込めるものではありません。
少しずつ堅実現金を積み上げたとしても、自己資金のみで物件を増やしていくのは限界があります。
ローンを使わずに不動産投資を始めるには、メリットとデメリットがあることがお分かりいただけましたでしょうか。
次に紹介したいのは、
ローンを使わない不動産投資のメリットだけを活かし、デメリットに対処する方法として安い物件を入手してリフォームして貸す、という手法です。
安い物件を入手してリフォームする
リフォーム費用はかかりますが、できるだけ少ない自己資金で不動産投資を始めるには、おすすめの方法だといえます。
リフォーム費用を抑えたいのならDIY
リフォーム費用も馬鹿にはなりません。
リフォーム費用もできるだけ抑えたいのなら、DIYを検討しましょう。
物件全体をDIYすることが理想ですが、できることはDIYし、自分ではできないことは業者に任せるだけでも、リフォーム費用を抑える効果があります。
０～数百万円程度の物件を手に入れる方法
不動産物件で数百万円程度の物件は格安といえます。
「でも、数百万円程度の物件をどうやって手に入れることができるの？」と、疑問をお持ちの方も多いでしょう。
格安の不動産物件を手に入れる方法を解説していきます。
空き家問題で安く入手できる物件が意外と多い
最近よく耳にする空き家問題。
少子高齢化と若者の都市部集中化により、地方に残った親が介護施設に入ってしまったり、亡くなってしまったりすると、住む人がいなくなり、空き家になってしまいます。
空き家は年々増え続けているのです。
相続により空き家を手に入れても、管理に困り手放したいと希望する人も増えています。
一方で、働き方改革や新型コロナ感染拡大により、テレワークが推奨され、地方への移住や二拠点生活を希望する人も増えています。
また、過疎化する地方の人口減少に歯止めをかけ、東京圏への人口集中を和らげるために、官民力を合わせて地方創生に取り組んでいるため、格安物件を手に入れることも可能です。
LIFULL HOME’S空き家バンク
不動産情報会社大手の「LIFULL HOME’S」が運営する「空き家バンク」は、国土交通省の「全国版 空き家・空き地バンク」のモデル事業に採択されています。
具体的には、空き家の賃貸・売却を希望する不動産所有者から提供された情報を、自治体が空き家を求めている人に紹介するサービスです。
全国各地の自治体が「空き家バンク」に参画しており、多くの物件が掲載されています。
みんなの0円物件
安いからといっても、すぐには売れないのが空き家です。
なかなか売れない空き家の処分に困っている所有者もいます。
（空き家でも固定資産税はしっかりかかる・・・）
長期間にわたり固定資産税を納め、管理していくのは避けたいと考えているからです。
そんな空き家の処分に困っている人と空き家を求めている人をマッチングする支援をしているのが「みんなの0円物件」です。
驚くべきは、「みんなの0円物件」に掲載されている物件は、その名の通り0円、タダ！無償で譲渡してもらえます。
参考 みんなの0円物件
聞き込みや登記情報提供サービスを利用して所有者を見つける
「空き家バンク」や「みんなの0円物件」などにも情報が掲載されていない空き家物件もあります。
近所や気になる物件があれば、近隣で聞き込みする、登記情報提供サービスを利用するなどして所有者を見つけ、直接交渉する、または不動産業者に仲介してもらうなどすれば、気になる空き家を手に入れることも可能です。
ちなみに、登記情報提供サービスとは、登記所が保有する登記情報をインターネット上で確認できる有料サービスで、利用するには登録が必要です。
こんにちは、こつこつｂです。 今回は、不動産投資にとても便利な登記情報提供サービスについてお伝えしていきます。 猫男爵 「登記情報提供サービスって初めて聞くけどなんだろう？」 「聞いたことはあるけ[…]
参考 登記情報提供サービス
空き家不動産投資の参考書籍
タイトル通り、本当に常識破りの投資方法だと思います。
行動力さえあれば実現可能な投資方法なので「ローンなんてリスクだ！」という方は是非参考にしてください。
現物不動産投資以外の少額から始められる不動産投資
ローンを使わずに不動産投資を始める方法は、現物不動産投資以外にもあります。
少額から始められる不動産投資の例は次の通りです。
REIT
REITとは、投資家から集めた資金でマンションやオフィスビル、商業施設などの不動産を複数購入し、得られた賃貸収入や売買益の一部を投資家に分配する投資商品です。
REITは証券化されていて、証券取引所に上場されているため、証券取引所で売買することができます。
不動産の選定や管理、運用は全てプロが行ってくれるので、投資家は投資するだけでOKです。
ただ、REITは投資信託の仲間で、投資する不動産は複数の種類の不動産がセットされており、投資家が不動産を選ぶことはできません。
こんにちは、こつこつｂです。 今回は不動産投資の一種であるREIT（不動産投資信託）についてお伝えします。 ・不動産投資に興味がある ・実物の不動産以外の選択肢がほしい ・少額で不動産投資を始めたい 上記に該当[…]
不動産投資クラウドファンディング
不動産投資クラウドファンディングとは、不動産投資するための不動産の購入資金を調達することを目的としたクラウドファンディングです。
具体的には、インターネット上で投資家から資金を募り、集めた資金で不動産を購入し、得られた賃貸収入や売買益の一部を投資家に分配します。
不動産の管理、運用は全てプロが行ってくれるので、投資家は投資するだけでOKです。
投資家は不動産の物件情報などを参考にして、不動産を選んで投資することができます。
ただ、運用期間中の途中で解約することができません。
こんにちは、こつこつｂです。 今回は、不動産投資クラウドファンディングについてお伝えしています。 不動産投資クラウドファンディングは、不動産投資を少額から始めたい方や管理などの心配をしたくない方におすすめです。 是[…]
不動産小口化商品
不動産小口化商品とは、高収益が見込める好立地の高額な不動産を1口10万円～1,000万円程度に小口化して投資家に販売し、得られた賃貸収入や収益の一部を投資家に分配する商品です。
一人では購入できない高額な不動産を、共有ではありますが所有することができます。
不動産の管理、運用は全てプロが行ってくれるので、投資家は投資するだけでOKです。
ただ、運用期間中の途中で解約することができない商品もありますし、途中で解約できる商品でも、買い手が付かなければ売ることができません。
まとめ
不動産投資と一括りにしてもやり方はたくさんあります。
「不動産投資は多額の資金を準備し、融資を受けてやるものだ」
このように思い込まないように注意してくださいね。
思い込んでしまっている方にこの本はめちゃくちゃおすすめです！
あなた自身の経歴や性格、余剰時間や資金力に応じて向いている不動産投資の方法が見つかるはずです。
もちろん不動産投資でなくとも構いません。
いろいろと模索してみてください。
今回は以上です。
ありがとうございました