積み立て投資は投資初心者にも出来る最強の投資法です

積み立て投資は投資初心者にも出来る最強の投資法です

こんにちは、こつこつbです。

今回の記事では、積み立て投資について書きます。

猫男爵
「何か投資を始めたいけど何から始めたらいいのかな?」
「個別株投資以外のもっと安定した投資法はないだろうか?」こんな悩みを持っている人に是非読んでほしいにゃ!

 

私は元証券マンで、現在はFPとしての活動や不動産事業、個別での資産形成コンサルをしています。

そんな私が、

全ての投資家に最初にしてほしいこと、それが「少額での積み立て投資」です!

理由は、以下3点です。

1.専門的な知識が不要。
2.手間がかからず大きな損失の可能性が低い。
3.資産状況に応じて少額からでも取り組める。
それでは、積み立て投資について紹介していきます。

積み立て投資ってなに?

積み立て投資とは、

「長期・積立・分散」が重要であるという考えを基に行う投資手法です。

長期的な成長力などの根拠を基に仮説を立て、その仮説に適した投資対象に投資を行います。

長期ってどれくらい?

そもそも長期ってどれくらいの期間でしょうか。

普通に生活をしていると、3年や5年でも長く感じられるかもしれません。

ただ投資の世界では、

基本的に10年~くらいのイメージをお持ちいただけるといいと思います。

 

積み立てって金額はどれくらい?

積立金額に関しては、収入や資産の状況に応じて無理のない範囲で行いましょう。

収入の10~30%の範囲で積み立てをするのをおすすめします。

最初は少額で、投資に慣れてきたり収入が増えたら積み立て金額を増やせばOKです。

 

分散って何?

分散というのはいろんな種類の資産にお金を振り分けましょうということです。

例えば投資対象としては、

  • 投資信託
  • 債券
  • 不動産
  • 貴金属など

日本だけでなく、世界中が投資先の候補となります。

為替(FX)や仮想通貨などにも投資は可能です。

ただもし例えば、

仮想通貨1点張りでその価値が大幅に下落したら嫌ですよね?

日本株にだけ投資していて資産が全然増えなかったら嫌ですよね?

だから、

資産を上手に分散させておくことが大切です。

世界各国に、そして様々なモノに。

 

ドルコスト平均法・インデックス投資・複利効果

さらに、積み立て投資では

「ドルコスト平均法・インデックス投資・複利効果」

この3点を理解しておくことが運用成績に大きく影響を及ぼします。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、安い価格でたくさん買い、高い価格では少なく買うというものです。

以下の図をご確認ください。(https://diamond.jp/articles/-/133725)

積み立てで安いときにたくさん買うことで、平均取得単価を低く抑えることが出来ます。

結果、長期的に積み立てを行うことで運用成績が向上しやすいです。

 

インデックス投資

インデックスとは、指数や指標のことです。

ですのでインデックス投資とは、

指数に連動することを目指す投資のことを指します。
(イメージは個別の〇〇社への投資ではなく、日本経済に投資、米国経済に投資みたいな感じです。)

投資関連で代表的な指数は以下のものがあります。

日本
・日経平均株価
・東証株価指数(TOPIX)
米国
・S&P500(エスアンドピー500)
・NYダウ(ニューヨークダウ)

ちなみにNYダウとS&P500指数の参考です。定期的に下落もありますが長期的には上昇しています。
(参考:https://gentosha-go.com/articles/-/20748)

NYダウ、S&P500指数…米国株式に投資するならどれを選ぶ? | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

 

複利効果

長期投資でものすごいパワーを力を発揮します。

複利は、かのアインシュタインが

「人類最大の発明」、「宇宙で最も偉大な力」と言ったほどのものです。

以下の図をご覧ください。(https://myindex.jp/study/3keywords_1.html)

投資の勉強:投資でやるべき事 『複利の力を活かす』 - myINDEX

複利の凄まじい点は、

金額が大きくなればなるほど加速度的に資産が増えることです。

単利は、

元金(100万円)に対してリターンを得るものです。
何年経っても変化なし。

100万円×10%=10万円(毎年10万円増える)

それに対し複利は、

元金+利益に対して毎年リターンを得ることが出来ます。

1年目:100万円×10%=10万円
2年目:(100万円+10万円)×10%=11万円
3年目:(110万円+11万円)×10%=12万1000円
4年目:(121万円+12万1000円)×10%=13万3100円
5年目:(133万1000円+13万3100円)×10%=14万6410円



5年目で161万510円となります。

 

積み立て投資のメリット・デメリット

メリット

メリットは冒頭に述べた3点です。

1.専門的な知識が不要。
2.手間がかからず大きな損失の可能性が低い。
3.資産状況に応じて少額からでも取り組める。

積み立て投資は非常にシンプルです。

最初に購入設定した商品を定期的にコツコツと買い続ける、これだけです。

何を買うかは悩むかもしれません。

ただ、それさえ決めれば他は特に何も気にする必要はありません。

ドルコスト平均法と複利効果を信じて積み立てを継続しましょう。
1000円くらいでも積み立て可能です。

デメリット

デメリットは以下の3点です。

1.当然ながら元本保証はない。
2.効果が出るのにある程度時間がかかる。
3.積み立て金額(入金力)が重要。

当然のことですが、元本保証はありません。

損をしている状況になることもあります。

ドルコスト平均法を信じて、株価が上昇するタイミングまで保有株数を増やしながら我慢しましょう。

積み立て金額が少ないと効果が実感しにくいです。

また、積み立て投資はインデックス投資が通常パターンなので大きな変動が少ないです。

月に数万円くらいの入金はした方が運用をしている実感を得られると思います。

何に投資をすればいいの?

代表的な投資対象に株、投資信託、貴金属、不動産、為替、仮想通貨などがあります。

2021年時点では、

S&P500指数に連動するものや全世界にバランスよく投資するものが好まれているようです。

今後もこれらが良い成績を出すかはわかりません。

しかし初心者の段階では、人気のあるものをとりあえず買ってみるというのでいいと思います。

興味がわいたら、人口や経済成長率などを調べ、自分の将来の見通しに適した商品を積み立てると面白いです。

おすすめとは言いませんが、

変動の激しい仮想通貨などを定期的に積み立ててみるのも楽しいかもしれません。
(繰り返しますがおすすめはしていません)

 

積み立て投資を始めるには証券口座開設が必要です。
こちらもご覧ください。

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投資信託を積み立てる場合は、

運用成績の確認だけでなく手数料と信託報酬も確認するようにしてください。

 

 

まとめ

積み立て投資で重要なのは、

「長期・積み立て・分散」を意識すること。

そして、

「ドルコスト平均法・インデックス投資・複利効果」を理解しておくことです。

積み立て投資は継続してこそのものです。

投資をしていると様々な出来事が資産に影響を与えます。

しかし、目先の利益ではなく将来的な目標を意識しておくと多少の下落もチャンスに感じられます。

無理のない範囲でまずは積み立て投資を始めてみてください。

NISAIやつみたてNISAを活用するといいですよ。

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