【ビジネスモデル】メタ・プラットフォームズ(元フェイスブック)についてご紹介!

【ビジネスモデル】メタ・プラットフォームズ(元フェイスブック)についてご紹介!

こんにちは、こつこつbです。

今回は、メタ(元フェイスブック)についてお伝えしていきます。

 

猫男爵

「メタって何の会社だろう?」

「どんなサービスで利益を上げているのかな?」

こんな疑問にお答えするにゃ!

ビジネスモデルについて知りたいという方はこちらをご覧ください。
関連記事

こんにちは、こつこつbです。 今回は起業する際にとても重要になってくるビジネスモデルについてお伝えします。 猫男爵 「ビジネスモデルって何だろう?」「どんな種類があるんだろう?」という方の参考になれば嬉しいにゃ[…]

ビジネスモデルとは何?起業する際に役立つビジネスモデルをご紹介!
それではどうぞ!

世界規模でコミュニティ作りを行うメタ(元フェイスブック)

Facebook社の名称は、メタバース(3D仮想空間とそのサービス)を実現するために「メタMeta」に変更されました

メタは、2004年にFacebookを立ちあげて以降、人々のつながり方を変えてきた世界規模の企業です。

Facebook以外にも、

・Messenger
・Instagram
・WhatsApp

など様々なアプリを開発し、ソーシャル・ネットワーク・システムを構築し、世界中のたくさんの人々がこれらを活用しています。

メタのビジネスが生まれたきっかけは?

創設者マーク・ザッカーバーグが、2004年のハーバード大学時代にルームメートとソーシャルネットワークサービスを設立したのがきっかけです。

マーク・ザッカーバーグは、幼少期からプログラミングなどを得意とした「天才ハッカー」で、数々のサービスを生み出してきました。

大学当時、ハーバード大学で寮の名簿のデジタル化が計画されましたが、プライバシーへの配慮から進みませんでした。

そこで、「それならユーザー自身に自分の情報をアップロードさせればいい」と考えたことがフェイスブック誕生のきっかけとなっています。

1週間で「The facebook」を立ち上げたと言われています。

メタの概要紹介

名称:メタ・プラットフォームズ(元フェイスブック)

本社所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州メンローパーク

資本金:1,248億7,900万米ドル(自己資本)(2021年12月)

従業員数:52,534人 (2020年6月30日時点)

設立:2004年7月

売上高: 1,179億2,900万米ドル(2021年12月)

競合他社: Google、Apple、Amazon、Microsoft

売上高の内訳

売上高: 1,179億2,900万米ドル(2021年12月)

内訳

広告:1,149億3,400万米ドルアプリケーション事業(リアリティラボ):22億7400万米ドル

その他(手数料など):7億2,100万米ドル

事業の柱は2つ!

1.広告事業
2.アプリケーション事業(リアリティラボ)

1.広告事業(広告モデル)

メタの収益の97~98%を広告事業が担っています。

具体的には、

・Facebook
・Instagram
・Messenger
・WhatsApp
これらのソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)を運営し、そこから得られる広告収入が主な売上となっています。

世界規模で展開しているSNSユーザーのプロフィール(性別、年齢、興味)などをもとに、ユーザーに合わせた広告を掲載することで、大きな収益を得ることに成功しています。

2.アプリケーション事業(リアリティラボ)(主に物販・サブスクもあり)

Facebookなどの広告事業以外にもオンラインゲームなどのアプリケーション開発事業も展開。

最近では、3DのVRプラットフォームデバイスを提供して売上を上げています。

VR/AR部門で、コンシューマー向けハードウェア、ソフトウェア、コンテンツを販売しています。

ただし、まだ赤字の部分が大きくなっている状況です。

 

ビジネスモデル4つの構成要素

1.Who(顧客は誰か)

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

3.How(どのようにその価値を提供するか)

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

1.Who(顧客は誰か)

メタのWhoは、

多くの人と繋がろうとする世界中の人々です。

Facebook 、Messenger、Instagram、WhatsAppのSNSを利用して、知り合いを広げていき、情報を共有したいと願う人達が顧客です。

また、有益な情報やエンターテイメント性のある情報も広く伝わるようになり、Instagram の利用者が世界規模で老若男女へと急速に拡大し、利用されています。

2.What(顧客にどのような価値を提供するか)

メタのWhatは、

利用者それぞれが広く情報を発信出来ることと、実際に多くの人と繋がることが出来ることです。

それぞれが発信することで注目を集めることもでき、多くの人と繋がり、話題を作って流行を作り出すこともできます。

今では、世界規模のコミュニケーション手段として以外にも、情報発信者が多いために、最新のリアルな現地の情報が得られるようになっています。

コミュニティ作りのSNSとしての価値はもちろん、Instagramなどで検索をして情報を集める人も増加し、情報収集手段としても広く利用されています。

 

3.How(どのようにその価値を提供するか)

メタのHowは、

それぞれのSNSの活用と、より多くの人と繋がれるようSNS同士の連携にも力を入れています。

FacebookとInstagramなど、それぞれのSNSを結びつけることで、さらにユーザーを拡大し続け、世界規模で多くの人とすぐに繋がれるように努めています。

4.Why(なぜそれが利益に結び付くのか)

メタのWhyは、

世界中の多くの人を結びつけるコミュニティづくりによって、さまざまなビジネスを生んでいます。

多くの話題、流行、ビジネスを生み出すことに成功し、広告主の利用も益々増加傾向です。

メタの強み

メタの強みは、人と人のつながり、コミュニティの構築をテーマとしてこだわっている点です。

新しい人と人のつながり方、新しいコミュニティ作りを常に模索し続けている点が画期的です。

また、Facebook を始めとしたMetaの製品によって、世界で30億人以上の人々がアイデアをシェアし、それを支援することでビジネス上の変革も起こしています。

Facebookアプリでは、2億社以上のビジネスでの利用が行われ、顧客とのつながりを作りだすことに成功しています。

これらのことから、

フェイスブックのダイレクトレスポンス広告のターゲティングの正確さが広告企業に大いに認められており、今後の広告収入も伸びていくことでしょう。

事業の今後の展望

フェイスブックから現在の「Meta」に変わり、2D画面を超えて、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)などの3D仮想空間への体験を事業展開しています。

ソーシャルテクノロジーの進化の形として、次なる次元へと移行しています。

「Meta」が目指す「メタバース」とは、現実世界とは異なる3次元の仮想空間とそのサービスです

3D仮想空間が新しい交流、学習、コラボレーション、遊びなどができる、ソーシャルの場になることを目指しています。

音声や動画を記録できる「スマートグラス」、「Quest」を使った仮想現実体験、写真や動画にARエフェクトを適用して、楽しいバーチャルエフェクトの開発も展開しています。

最近では、JPモルガンもメタバースに進出しており、仮想世界の生み出す機会は無限に思えると話しています。

まとめ

メタ・プラットフォームズ

いかがでしたでしょうか。

メタ(フェイスブック)は、常に新しいソーシャルテクノロジーを考えています。

Facebookから始まり、Messenger、Instagram、WhatsAppと発展し、そして次の3D仮想空間のVR/AR部門での新しい人と人のつながり方を模索しています。

そして、そのつながり方は、決して一方的ではなくユーザー自らが発信し、発言する場の提供という点に魅力があります。

そのソーシャルな場を利用者に平等に提供し、世界規模に広げてきたことが大きな価値です。

3Dの分野でも、常に新しいことを目指しながら、これからも人々が繋がる新しいコミュニティ作りを目指していくことでしょう。

そのための、さらなる新しいテクノロジー開発に余念がないと言えます。

メタはこれからも目が離せない企業です。

今回は以上です。

ありがとうございました。

↓押していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村